ガイアの夜明け:シリーズ「新興国を攻めろ!」第3弾:若者よ 海を渡れ! ~“世界基準”で戦える人材づくり~

6月 3rd, 20100 Comments »

シリーズ「新興国を攻めろ!」第3弾:シリーズ「新興国を攻めろ!」第3弾:若者よ 海を渡れ! ~“世界基準”で戦える人材づくり~

今週のガイアの夜明けは、先週から続いてのシリーズ「新興国を攻めろ!」第3弾ということで、サブタイトルは「若者よ 海を渡れ! ~“世界基準”で戦える人材づくり~」
上海に送り込まれたユニクロの店長が現地の社員と衝突。インドに派遣されたNECの若手エンジニアの苦悩。それを描きながら日本人に足りないものやそれを乗り越える術?を伝えたいのかもしれません。

とりあえず、今後の日本企業の流れとしては新興国の需要をつかみに行くというのは当たり前になるため、日本に引きこもっていても先はないですし、そういう考えのビジネスマンは不要になりがち。

番組が入社3年以内の若手社員500人に採ったアンケートの結果を発表しています。
Q.あなたは将来、海外赴任を希望しますか?
希望する:31.4%
希望しない:68.6%
 理由…英語が苦手、親と離れるのがいや、海外に興味なし、治安が不安、日本が暮らしやすく好き。

Q.赴任するとしたらどの国がいい?
欧米先進国:82.5%
新興国:17.5%

江口洋介「若い社員は海外赴任をしたがらない。特に、新興国への感心は低いようです。」

ユニクロの上海旗艦店。売り場面積1100坪。ユニクロでは世界一の広さ。
中国人の部下を300人雇用し、教育をしながら出店準備を行う中、激務に耐えかねて離脱する社員が続出します。300人中60人がオープン前に退職、準備も遅れがち。頭を抱える日本人店長。

店長「日本で当たり前というのは全く通用しない。叱ることが多いので 彼らを認めて少しずつ指示してみる(しかない)」

ここが一つポイントみたいですね。
文化の違い、言語の違いをどう克服するか。どうすればいいんでしょうか?

この店長さんは「腹を割ろう」と思ったようで、ある日の朝礼で意見を求め、中国人のリーダーが皆の前で涙ながらに語ります。「皆さんの努力で店がここまで完成しました。本当に感動しています。」「連日忙しく、体調を崩している人もいます。でも、あと少し頑張れば店はオープンです。一緒にやりましょう」これを境に退職者が出なくなったそうです。

そして店は無事オープン、店内は大混雑で服はめちゃくちゃです(笑)それでも一生懸命接客し、商品である服をたたみ直す中国人スタッフ。予算売上の10%オーバーの初日。歓声の上がる店内。解決用BGM・・・は来ませんでしたが、カタルシスあって良かったです^^

次はNEC。入社2年目の社員を1年間海外に派遣する研修プログラムを始めたそうです。リーマンショック以降売上が激減しているNECの経営課題は海外販売。1千万円以上/人の費用を払ってでも次世代を担う人材を育てようとやっきになっているようです。

インドの中でも貧しい地域に派遣された入社2年目のNEC社員。
鉄塔にパソリンクを取り付ける現場監督?が彼の仕事の一部のようです。パソリンクとは携帯電話用の無線通信機器で、新興国を中心に馬鹿売れ。NECは世界シェア1位なんだそうです。通信インフラを整える必要のある新興国では需要が拡大中。

日本で知識だけは学んできたものの、現場マネージャーとしては新米で、現場の労働者は英語もできないため言葉も通じず、高所恐怖症なので高い鉄塔にも登れず、オフィスに引きこもってしまいます。「現場に行ったってしょうがない、自分に何が出来るというのか」と、現地の上司(インド人)と議論になります。上司は言いました。

現場で学びたいと思えば、どう対応すべきかわかるはずだ。とにかく君は現場に行くべきだ。

なんて優しい上司なんでしょう。
そして彼は現場に行きます。現場の労働者に「初めてなので教えてくれませんか?」と教えを請います。一緒に作業をする中で彼らも笑顔で対応してくれるように。心を開いて一緒に仕事をした瞬間でした。そして彼は高所恐怖症にも関わらず鉄塔に登ります。現場は高さ30メートル。「ちょっと怖いけど、気持ちいいです、風が」そして流れる作業用BGM!!インドで何を学んだのか?「仕事のやりがいがあると思う。自分が売ったものが実際に使われて、社会の役に立っているのが目に見えてわかる」

ナレーターは言います。彼らが試練を乗り越える度に日本の未来も明るくなると信じたい、と。

そんなこんなで放送は終わります。

やっぱり基本は人と人なので、世界で仕事をするなら相手を認めること、協調しようと努めることが大事なのかな、と。そう考えると、それは何も海外で仕事をする場合に限ったことではなく、日本でうまく仕事をする上でも大事なことですから、特別に何か気をつける必要があるのではない。

もちろん、言語や文化に対する理解・勉強は必要でしょうが、それ以上のことは一緒。海外という異なる土壌で成功するためには、日本でやるのと同じように仕事をすることが大事なのかもしれません。

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