就職活動攻略法:実例を交えて

9月 7th, 20100 Comments »

光就職活動に攻略法があるのかと言えば、やっぱりあると思うんですよね。で、それは地味な努力というか、基本を押さえていくことだけだと思います。基礎部分がグラグラなのに、応用部分を鍛えても効果はほとんどないですし、基礎部分をしっかり鍛えれば、高望みしなければ内定なんて取れますよ。

「就職マニュアル」はちゃんと守る

例えば入室の仕方とか、服装、髪型、話し方、履歴書の書き方、エントリーシートの書き方、テスト対策(SPIでしたっけ?)とかそういう「皆が読んでる就職マニュアルに書かれていること」は出来るようになりましょうよ。別にそんなこと本質とは無関係なんですけど、それができてないと「無駄に目立つ」ことになります、悪い意味で。あなたの個性は別のところで出せばいいでしょう、「非常識」さをアピールする意味はないです。

自己分析もちゃんとやる

自己分析を軽視していいのはハイスペックな学生だけですよ。非ハイスペックな学生なら、自己分析をしっかりしておかないと、志望動機や自己PR等の「就活生自身のこと」を説明した後に、それを深掘りする質問をされたらボロが出ますよ。自己分析をしっかりしていれば、全てが首尾一貫してきますから、少なくとも「嘘付いてる」とは思われないでしょう。
また、多くの学生が「自分が何をしたいのかわからない」とか思ってるのではなかろうかと。僕は就活始める前から自分が将来やることは明確にしていましたから、問題ありませんでしたが、明確でない人にたくさん会ってきました。それでも内定を得られる人もいるかもしれませんが、少なくとも、自分がやりたいこと・やるべきことを明確にしていると、志望する企業も自分にあった企業になりやすいですから、やっぱり自己分析は大事だと思います。
問題は、自己分析が結構難しいところですかね。市販の参考書によくある「自分史を作る」とかいくらやっても効果ありません。簡単で強力なやり方があるんですが、それは別の機会に譲りましょうかね。

日本語をきちんと書く、話す

履歴書とかエントリーシートとか、日本語で書かれているようで、日本語で書かれていない文章が非常に多いんですね。だからこそ、日本語の文法に沿って書かれた文章であれば、それだけでポイントは高いですし、内容如何を問わず、書類審査だけなら突破します。僕みたいな駄目大学の駄目学部出身でも、日本語で履歴書とエントリーシート書いたら、ゴールドマンサックスの書類選考通りましたから。もちろん、その後 落ちましたよ、バカですからね(笑)
また、日本語を話すことが出来ない人も実はそれなりにいて、喋っている間に自分が何を言いたいのかわからなくなってしまうような人だと、話を聞いているのが苦痛です。簡潔に、結論から話すだけでかなり印象は変わります。他の人が出来ていない分、いい印象を持たれることでしょう。

この辺、基本なんですけど、偉そうな上位大学でも出来てない人は驚くほど多いです。東大、一橋、阪大とかの国立大学の人だと皆さん出来てましたけど、早稲田慶應とかじゃ全然しょぼい人も多くいました。まぁサンプルサイズが十分とは言えませんが。

志望先企業が求めているものを理解する

自己分析と並んでこれが相当重要ですよね。前回のエントリーでも言ったのですが、基本的に採用担当者は面接に来た人の趣味趣向、性格、経験には全く興味がなくて、「仕事ができるか」「職場になじめるか」に興味があります。彼らは自分たちの仕事の現実を知っていますし、どういう能力が必要かも知っています。だから、面接に来た人に色々な質問をして、その能力があるかどうかを確かめるわけです。
じゃぁその能力が何かを特定できて、それがありますよとアピールすれば受かるんですか?って質問されたら、受かりますよと自信を持って答えられます。だって、その能力を持っている人こそ「求める人材」ですから。もちろん、相対評価になりますので、必ず合格するわけではありませんが、就職先がないなんて事態には遭遇しません。
その能力の特定は大学生には少し難しいかも知れません。だからこそ直接聞けばいいんです、説明会で。そういうチャンスがあるんですから。社会人になると、大体の職業で必要となる能力とか求められる資質については想像が付きますけど、大学生にそれを求めるのは酷なので、もう聞くしか有りません。聞けばわかるんです。特に、先輩社員からの話とかだと比較的ざっくばらんとしてますから。教えてくれるでしょう。

実例

これまで書いたことなんて、普通に考えれば誰でもわかることですよね。でも、多くの大学生はできていない。だから上記の通り一生懸命やれば受かりますよ、大丈夫。
実際、僕のバイト先の友人が受かりました。採用面接にさえ進めない惨状で、4年生の6月に突入してしまい、参っていました。僕は4月頭には就職活動を終えていましたので、相談に乗ることになります。
話を聞いていると、真剣味が足りないというか、真剣じゃないから受からないという言い訳をするために真剣じゃない振りをしているというか、とにかく駄目でしたね。自己分析もしていない、どういう仕事がしたいかもわからない、履歴書の書き方も勉強してない。SPIはやってましたが、そもそもSPIを受ける段階まで進めていませんでしたから、実質「素」の状態で就職活動をしていたことになります。そりゃ受かりませんよ。
僕は彼女の性格を知っていたので、「この会社に入社しよう」と薦めました。僕も興味がある会社で説明会に行っていたので、仕事に対する理解はありましたし、彼女に会う会社だということもわかっていました。書類選考の締め切り期限が迫っていたので、履歴書とエントリーシートを一緒に書きました。8割方僕が文言を考えたんですけど、まぁそれは時効ということで。
書類選考は当然合格。僕は2次面接の合格をした段階で辞退していましたので、2次面接まで「誰が」「どんな質問」をしてくるか知っていました。また3次以降についてはみんなの就職活動日記というサイトで調べました。2次募集だったので、情報が溢れていて助かりました。面接で訴えることを、彼女の自己分析と、会社が求めている能力を考慮しながら一緒に考え、ストーリーを作りました。で、カンペなしでスラスラ言えるようにロープレしました(これはかなり嫌がられましたが汗)。面接後に学生からする質問も一緒に考えましたね(笑)全てが台本通りに進むよう仕組み、そして、全てが台本通りに進みました(笑)
企業名は言いませんけど、1部上場企業で、待遇は素晴らしく、社風も穏やか。リーマンショックの時でも業績は影響を受けず、10%超の経常利益率を維持していました。無借金ではありませんが、財務体質は強固で、天変地異でも起きなければ潰れないでしょう、向こう10年くらいは。簡単に入れる会社じゃないですし、ほとんどの会社から「お祈り」された人でしたけど、就活の基本を押さえて、うまくアピールすれば内定もらえるんです。
余談ですが、その人は今でも幸せそうにその会社で働いていて、僕は「師匠」と呼ばれています(笑)

とういことで

就職活動中の大学生の皆さん、基本だけは押さえて、頑張って下さい(笑) 

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