人材紹介業の中の人を大学時代にやってました。インターンとして。偉そうに、中途の人の面接とかしてましたね、大学生の分際で(笑) 斎藤一人さんとは真逆で、去る者を追う、というか、去らせない的な勢いで紹介しまくってましたね。「あの会社はこういうこと言えば好感持ってくれますよ」なんて言ったりして。求職者にもクライアント企業にも有り難くない話ですよね、本当に、反省してます。でも、それをよしとする会社でしたし、そういう会社って結構多かったんじゃないでしょうかね。
矢野経済研究所のリサーチによると、人材派遣、人材紹介共に市場規模は2007年をピークに右肩下がりのようですね。まぁ外部環境が激変しましたから、仕方ないとは思いますけど。買収とかの話はあまり聞こえてこなかったんですが、合従連衡起こる暇もなく市場規模が縮小してしまったのか、それとも、僕が情報を仕入れられなかっただけか。いずれにせよ、事業としての売り時は2007年くらいですかね。そこで売り抜けた人なんていないでしょうけど。
人材業界は、そうはいっても、かなりの人数のビジネスマン達がしのぎを削っている業界ですし、紹介業や派遣業が下火なら別の道を見つけにいくと思うのですが、今はどこが旬なんでしょうか。就職支援ですかね。確かに、大学生向けの就職支援ビジネスは活況みたいです。あるいは職業訓練?国がわんさかお金を出してくれる関係で、その市場を狙う人達はそれなりの規模いそうです。
やっぱりビズリーチはビジネスモデル的に大変優れていますよね。年収10百万円以上にターゲットを絞ったのが優れているんじゃなくて、(ちょっと例えがまずいかもしれませんが )GREEみたいに課金モデルを作り上げたところは評価に値しそうです。
いつかも書きましたけど、ほとんどの会社が「紹介者の年収の3割」を紹介手数料としてもらうビジネスモデルだったはずです。ほとんどの会社が「いい求職者」を探すために金をかけて、見つけたら片っ端から紹介していって、スピード重視で決めていく。求職者を在庫に見立てて、在庫回転率を上げることが利益率の向上に繋がる、と。全てのコストは企業から得るフロー収益で賄っていたはずです。それで儲かっていたでしょうから、止める理由はなかったかもしれませんが、やっぱり市場環境が変わったら厳しくなりますよね。勿論、今だから言えることですが。
ビズリーチは求職者から月額○円徴収するというストックビジネスですから、当時の人材紹介業のようにバブリーな利益は出ない一方、固い収益基盤があるから、予算がぶれないですよね。多分。
そのビズリーチも参入したグルーポン業界が最近話題ですよね、このブログでも何度も取り上げています。せっかく優れたビジネスモデルを構築したビズリーチも、グルーポン業界では特筆する点のないモデルでやってます(他と同じビジネスモデル)。
そういえば・・・と思ったのは、人材業界とグルーポン業界って結構似てないかな、ということです。いくつかの類似点をパパパッと挙げられますよね。次回以降で、人材業界とグルーポン業界の類似点・相違点を探りながら、グルーポン業界の行く末、(未だにこう主張する人が多いのですが)営業力が勝負の分かれ目なのか、どうすれば持続的な競争優位を構築できるのかについて考えてみたいと思います。
特に結論が見えているわけでもないですし、類似点・相違点共に洗い出していませんので、もしかしたら「両業界は全然似ていない」という結論になるかも知れません。
その時は・・・すみませんとしか言えませんがご容赦ください。
あと、中小企業向けのサービスで儲かっている会社の件も、ちょい待って下さい。。
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